週刊本吉研究室⑧8月2日号『熱中症を防ぐために』

こんにちは。青い空に白い雲が浮かぶのを見て、しみじみと夏を感じています。それなのにコロナウイルスの感染が再拡大し、楽しみにしていた夏祭りも中止が発表され、夏なのに、、という悲しい気持ちになっています。皆様いかがお過ごしでしょうか?

私が担当させていただきます「週刊本吉研究室」のこの記事の掲載日から8月がスタートします!まだまだ続くであろうこの暑さに切っても切れないのが「熱中症」です。テレビやネットニュースを開くと、熱中症に関するものを目にしない日はないように思います。最悪の場合命を落とすケースもある恐ろしい熱中症。障害のある方々は、そんな熱中症の対策をいかにしてするか、に関する情報について調べてみたため、共有したいと思います。


まず、「熱中症」とは、室内・屋外関わらず、高温多湿な環境に長時間いることによって体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のことです。救急搬送されたり、最悪のケースだと死亡することもあります。

この熱中症を防ぐために推奨されている対策として、室内ではエアコンをつけること、屋外で日傘や帽子を着用すること、室内・屋外関わらずこまめに水分や塩分をとることなどが挙げられます。これらの対策をとられている方は多いのではないでしょうか?

では、障害のある方々は熱中症を避けるためにどのような対策をされているのでしょうか?

熱中症に関する情報が多く掲載されている厚生労働省のホームページを開くと、「障害をお持ちの方へ」という項目が熱中症予防や熱中症の人を見かけたときの対処法などの項目と一緒に作られていました。開いてみると、障害種別に適した対策法が書かれたリーフレットがPDF形式で掲載されています。印刷すると3つ折りにできる形で、手軽に携帯できるよう工夫されています。どの障害についても、字だけでなく、6つの事例とその際の対応法がそれぞれ書かれていてとても分かりやすいです。

厚生労働省:熱中症を防ぎましょう 障がいをお持ちの方へ | 生労働省 (mhlw.go.jp)

厚生労働省のホームページ以外にも「株式会社ジャパンデザイン」という会社が2020年から行われている「熱中症予防 声掛けプロジェクト」の一環として作成されたリーフレットとポスターもあったので紹介しておきます。

障害者の方が起こしやすい熱中症のリスクと対策が簡潔にまとめられており、すごく見やすいです。当事者だけでなく周りの人がすべきことも書かれているので何に気をつければよいかすぐにわかります。

株式会社ジャパンデザイン障害者の熱中症 (hitosuzumi.jp)

紹介したもののURLを掲載しておきますので、興味のある方は読んでみられてください!

障害のある方がこれらの知識を知らないことで、熱中症になること、重度化するリスクが高まってしまうことも十分考えられます。周囲にいる私たちも一緒になって対策を行い、熱中症のリスクを少しでも減らしていくことが大切だと思います。この厳しい暑さの中でも存分に夏を謳歌できるよう、今のうちにできる対策を考えておきましょう!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【参考】

・厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」熱中症予防のための情報・資料サイト | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)

・「熱中症声掛けプロジェクト」熱中症予防声かけプロジェクト。ひと涼みして熱中症を予防しよう。 (hitosuzumi.jp)

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