週刊本吉研究室②6月21日号『短期でも多くの学びがあった教育実習』
こんな人に読んでほしい!
- 特別支援学校の教育実習に行く人
- 教育実習が不安な人
- 教育実習でどのような学びがあるのか知りたい人
この記事を書いた人
- コロナ禍で、入学してからずっと体験的な学びが制限された大学3年生
- 将来の進路を考えるために、様々なチャンスをつかんで学んでいきたい!
多くの学びを得ることができました!
特別支援学校の教育実習。ひとことで言うと
「子どもたちにも指導者の先生方にも恵まれ、多くの学びを得ることができた実習でした!」
私たち(2022年に大学3年生)はコロナ禍の影響で、それまでの実習関連の授業はオンラインで実施されました。そのため、実際に子どもたちと関わること自体が初めてでした。
そのため、教育実習に行く前は「子どもたちとうまく関われるだろうか」「自分に先生ができるのだろうか」など多くの不安がありました。
でも、そんな不安な気持ちは子どもたちと接していくうちにいつの間にか消えていました。
子どもたちは本当にきらきらしていてまっすぐで一生懸命で素直で、元気をもらうばかりでした。
子どもたちと関わっていくうちに様々な場面で、
「こんな時は、どのように関わったらいいんだろう?」
と悩んだり、戸惑うこともありました。
言葉かけや情報の伝え方、伝える時の態度など、まだまだ至らないことばかりだと実感しました。
自分なりに、その子にはどういったかかわりが必要なのか考え、わからなければ先生方に相談する事が大切だとわかりました。
また、子どもにかかわっている先生方の姿を見て気付いた事があります。
それは、教師が児童に対して次の行動をうながす時に、「ああしなさい」「こうしなさい」と一方的に言うのではなく、子どもが自分で考え、判断して、気持ちの整理をして、行動できるように、きっかけづくりや支援するようにされていたということです。
その「きっかけ」は、きっと子どもたちによって様々で、言葉かけだったり、iPadでやることリストをみせたり、一人ひとりに合ったいろいろな方法がありました。
「今はそれがしたいんだね」
「頑張って取り組んでいるね」
と今のその子の気持ちに寄り添いつつ
「次はこんな楽しい活動があるよ」
と次の行動に移れるようなきっかけをつくり、見守り、待つことも大切なのだと学びました。
実習は短い期間ですが、多くの学びと経験を得ることができました!
実践的な学びの機会はこれから増えていくと思いますが、教育実習で学んだことや気づきを活かして、充実したものにしていきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!