週刊本吉研究室⑥7月19日号『4年の夏をむかえて』

こんにちは。セミが鳴きはじめ、本格的な夏になったのを感じています、、、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今年度から連載がスタートした「週刊本吉研究室」。障害理解や教育実習について興味深い内容が更新されており、毎週記事を楽しみにしていましたが、いざ自分が書くとなると何を書こうか迷ってしまいます。迷いに迷って、今回は私の決意表明のようなことを書いていくことにしました。ご一読いただければ幸いです!


私は高等特別支援学校の教員を志望しています。どうして高等部にこだわっているの?と疑問に感じる方もいらっしゃると思います。そこで、私が高等部の生徒に、そして高等部の教員に強く魅力を感じたきっかけについて少しお話しようと思います。

去年教育実習で特別支援学校に行きました。実習では配当クラスが決められるのですが、私は高等部2年生クラスに配当が決まり、正直不安でいっぱいでした。生徒たちと仲良くなれるのだろうか、親しみを持てるだろうか、と実習当日まで考えていました。

ところが、配当クラスに行くと生徒たちは無邪気で人懐っこくて私の悩みが一掃されました。前日の出来事を「先生聞いて聞いてー!」と話しかけてくれる子どもたちにメロメロでした。(笑)

私が将来の道を決定したきっかけはこれだけではありません。高等部の授業では社会人の前段階であるため、職業や進路学習の時間が多く取られています。実習中は現場実習前の準備として職種や現場実習での決意について発表するという時間があったのですが、休み時間は小学生のように無邪気に遊んでいるあの生徒たちが、進路学習の時間になると真剣に自分の将来について真剣に考えている姿が見られました。その眼差しに感動し、私はこの子たちと一緒に勉強したい!という思いが強くなりました。


高等部の教員になることができれば、就労支援と自分の専門分野である家庭科に力を入れたいと考えています。

障害者雇用については、生徒が希望する企業に就労できるよう、支援していきたいと考えています。(このブログの第2回目に詳しく掲載されているので、ご一読ください)

私の専門の家庭科については、今年から免許取得のために勉強を始めたので講義を受けている真っ最中なのですが、講義を受ける中でどうすれば支援学校の授業に活かせるかな、と日々考えています。来週模擬授業を控えているのですが、特別支援学校高等部の授業で食物分野を指導しようと考えています。教科書もなく、自由度が高いのでとても迷ってしまいます、、、。自由度が高いからこそ、生徒につけさせたい力やなってほしい姿を明確にする必要があります。指導要領などもしっかりと読んで授業作りをしなければならないと感じています。


私は教職大学院に進学予定なので、大学院での実習でも更に自由度の高い中での指導についても力をつけたいです。さらに、来年同級生は教員になっているはずなので、話を沢山聞ければな、と思っています!(教採本当にお疲れ様でした!!)

以上、今週の週刊本吉研究室でした。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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