週刊本吉研究室㉙『動作法を体験してみて、みなさんに伝えたいこと』

10年に1度とも言われている最強寒波により寒い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私は久しぶりに高熱を出してしまい、自分の体調管理はしっかりしなければならないと反省しているところです。



今回の記事では、私が卒業論文でも扱っていた、「動作法」について、紹介させていただきたいと思います。
私は、大学2年生の春から熊本大学の自立活動研究会に参加しています。
自活研に参加している子どもたちの肢体不自由の程度はさまざまですが、小学生から高校生まで幅広い年代の子どもたちと関わることができとても充実した時間を過ごすことができています。みなさんも1度授業で動作法については学習したことがあるかと思いますが、初めて肢体不自由の子どもに対して動作法を行った時の感想は、「怖い」でした。健常者に対して動作法を行うときと違って、身体を扱うのがとても慎重になり、「この緩め方で痛くないかな?」「ここ触っても大丈夫なのかな?」とドキドキしながら動作法を行っていました。


しかし、子どもとコミュニケーションをとりながら動作法に取り組むうちに、やりがいを感じ、楽しいと思うようになりました。
私が担当している重度肢体不自由の子どもは今年度の初めまで自分の力で座ることが難しく、補助がなければ後ろに倒れてしまっていました。そこで、今年度の自活研では座る練習をすることに力をいれ、家庭でも自主練習を積み重ね、徐々に長く座ることができるようになり大きく成長してくれました。




みなさん実習先は知的障害の子どもが通う支援学校だったと思うので、肢体不自由の子どもと関わったことがない方もいらっしゃるかもしれません。
是非、この記事を読んで自活研や肢体不自由の子どもとの関わりに興味をもっていただけると嬉しいです。
拙い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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