週刊本吉研究室⑰10月12日号『教育実習で感じた特別支援教育の魅力』
こんにちは。10月になり肌寒く、長袖を着る季節になってきましたね。そろそろ衣替えをしなければと思いつつも、昼間は暑いのでどの服を着ようかなといつも悩まされています。
今回、私が担当する記事では、前回も取り上げられていた特別支援学校での教育実習について書かせていただきたいと思います。何を書こうか迷ったのですが、最近の出来事で一番学びがあったためこの話題にしました。ご一読いただければ幸いです。
5月末と9月に合計4週間、実習に行きました。実習前は4週間も実習に行くのか、、、と不安でいっぱいでした。しかし、実際に実習に行ってみると日録・指導案・授業作りなど忙しかったり、予想外の発言や行動をする生徒が可愛く、毎日が楽しかったりとあっという間の4週間でした。生徒と話したり遊んだりすることが実習を頑張るモチベーションとなっていました。
その中で、特別支援教育の魅力を沢山感じることができました。まず、生徒によって実態が違うため、長い時間をかけて同じ内容を学習していくこともありますが、その分生徒のちょっとした変化や成長を感じられたときにやりがいを感じることができることが魅力の1つだと思います。実際に、5月の実習では清掃の時間にモップを片手で持ち、斜めにモップ掛けをしていましたが、毎日声をかけたり一緒にモップを持って指導したりすることで9月は生徒が自ら両手でモップを持ち、真っ直ぐにモップ掛けする姿を見てとても嬉しかったです。小さなことかもしれませんが、日々成長する姿を見ることができるということが教師の特権だと思いました。
また、TT(ティーム・ティーチング)で授業を行うことができる部分も特別支援教育の魅力だと感じました。授業中に生徒がつまずいているなと思ったとき、個別対応がしやすいため、授業をスムーズに行うことができ、生徒・教師、どちらにとっても良い仕組みだと感じました。配当クラスの先生方は、T1の先生がメインで話し、T2の先生が個別対応や生徒が疑問に思いそうなことを発言し、楽しそうに授業を行われていました。TTの制度を活かし、教師自身が楽しんで授業をすることで生徒も意欲的に授業に取り組む姿が見られました。確かに、淡々とした授業よりも教師が楽しそうにしている授業の方が話を聞こう!と思えるなと気づき、何事も生徒の視点に立つことが大事だなと感じました。私は、実地授業・研究授業のとき、自分自身が楽しむ余裕は無く、授業をすることは簡単なことではないのだなと感じたため、今後教師になるためのスキルを磨いていけたらなと思いました。
これまで述べた私が感じたことの他にも特別支援教育は魅力が沢山あると思うのでこれから見つけていけたらいいなと思っています。そして実習で課題が見つかったので、その課題への解決策を自分なりに見つけていこうと思います。そのために、授業で習った知識を実際に生徒と関わるときにどう活かすことができるのかを考えていこうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!